どうやって空き家の状況を把握しているの?
国土交通省が「空き家所有者実態調査」というものを昭和55年(1980年)から5年おきに実施しているようです。
目的は以下ですね。
『近年、空き家問題が全国的に社会問題化していることに鑑み、全国の空き家を所有している世帯に対して、空き家の実態を調査することにより、国及び地方公共団体における空き家に関する基本的施策を推進する上での基礎資料を得ることを目的としています。』
この結果自体は、
6 調査結果の公表
令和2年12月頃までに、国土交通省ホームページ等において公表する予定です。
とあるので、あと2-3ヶ月で結果がでそうです。
この調査対象となる空き家を所有している人をどうやって特定しているのか?という疑問が湧きます。
総務省が昨年10月に実施した「平成30年住宅・土地統計調査」※において「居住世帯のない住宅(空き家)を所有している」と御回答いただいた中から、全国で約1万4千世帯を無作為に抽出した世帯を調査の対象としています。
総務省がやっている全国対象の調査から、無作為に1万4千世帯を抽出してるようです。
「平成30年住宅・土地統計調査」の結果はどうだったのか?
以下サイトに結果があるようです。
上記サイトの公表データから、「居住世帯のない住宅(空き家)を所有している」思われるところにチェックを入れてデータを見てみると、
なんと!全国で約850万戸(正確には、8,488,600戸)もあるではないですか!!
想像絶する数ですね。
国土交通省が行っている「空き家所有者実態調査」は、約1万4千世帯とあったので、
たったの0.16%・・・
まずは、「平成30年住宅・土地統計調査」で全国的に空き家がどうなっているのか、次回以降調べていきたいと思います。
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